
自然に抱かれながら過ごすキャンプ。今回訪れたのは、千葉県市原市に新しく登場した「Bee Camp Field」。市原みつばち牧場に併設されたこのキャンプ場は、養蜂や動物とのふれあい、森と遊具が融合する、ちょっと特別な空間です。
都心からのアクセスも良く、車で1時間ほどの距離にあるとは思えないほど、静かでのどかな環境。この記事では、その魅力を散策の様子からキャンプ飯まで、順を追ってご紹介します。
Youtube動画:
YouTubeで動画を公開しています。動画で見たい方はこちら。
仕様:
仕様は以下の通りです。
| 参考価格: | ¥1,800 |
| 撮影日: | 2025年7月 |
| 場所: | 千葉県市原市高倉272 |
| 人数: | 大人1名 |
| トイレ: | あり |
| 水場: | あり |
| 電気: | 無し |
| 最高気温: | 34℃ |
| 標高: | 45m |
詳細はこちら:
https://www.nap-camp.com/chiba/16184
本文:
🏕️ まずは設営と場内の探検から

キャンプ場に到着し、さっそくテントを張って飲み物でひと息。これから始まる焚き火と調理を楽しみにしつつ、先に場内を散策してみることに。
サイトを出て右手の区画は誰も使っておらず、静寂に包まれています。左奥にはトイレや炊事場があり、設備も整っていて安心。坂道や段差はあるものの、全体的に緩やかで歩きやすく、自然の音に包まれて歩く時間そのものが癒しです。
一方通行の細い道沿いには宿泊用のサイト、雰囲気のある大きな木、鳥の声が響く草原と続き、ちょっとした探検気分。出口付近には案内看板や切り返しスペースも整備されていて、初訪問でも迷いません。
🌿 レストハウスエリアでの発見

次に向かったのはレストハウス周辺。木々に囲まれた道を進むと、白くて大きなブランコが現れました。誰もいないので乗ってみると、自然の中へ飛び込むような感覚。目の前には大自然が広がり、風の音と鳥の声が心地よく響きます。
坂の下には農園もあり、「蜜源植物を育てています」という看板も。季節ごとに違う表情を見せる植物たちが、ここでのキャンプをより彩ってくれそうです。少し戻ると市原みつばち牧場の看板、ヒマワリやコスモスが植えられた花壇、トラクターや台車もあり、農と自然が溶け込んだ風景が広がっていました。
🐐 展望デッキとどんぐりハウス

入り口方面に戻り、キャンプサイトの奥に進むと、養蜂場、展望デッキ、そして「どんぐりハウス」という秘密基地のような建物に出会いました。
木と砂利でつくられた階段を登ると、デッキの上にはテーブルと椅子、中央には薪ストーブ。奥にはヤギがいて、遠くの景色とともに眺めていると、静かな時間が流れます。
さらに進むと子ども用のネット遊具や滑り台もあり、どんぐりハウスの中はまるで秘密基地。高台のデッキから見下ろす風景も爽快で、大人も童心に帰れる場所です。ウサギが飼われた小屋もあり、動物好きにはたまらない癒し空間でした。
🔥 焚き火からキャンプ飯の準備へ

散策を終え、サイトに戻って焚き火と調理を開始。まずは焚き火シートを敷き、焚き火台を組み立てます。杉の皮付きの薪を使って火をつけ、煙が上がる様子を眺めながら準備を進めます。
メインの食材は中華そばと若鶏手羽元、サラダ用のキャベツ&レタスミックス。めんつゆ・ゆずぽん・ラー油を小瓶で持参し、調味料も抜かりなし。氷で冷やしたジンジャーエールが、キャンプならではの贅沢なひと時を演出します。
🍜 中華そば&手羽元で昼ごはん

雷鳥飯盒で茹でた中華そばは、氷で冷やしてさっぱり味。めんつゆとポン酢、ラー油のバランスが暑い季節にぴったりです。
グリルパンで焼いた手羽元は、焼肉のたれで仕上げてジューシーに。錆を拭いたチタンの箸やマッチを使っての火おこしは、ちょっとした手間もキャンプの醍醐味。サラダとともに並べたら、立派なキャンプ飯の完成です。
🌳 締めくくり―自然に包まれた贅沢時間

Bee Camp Fieldは、キャンプと農業、遊びと癒しが融合した場所。ブランコに乗り、ヤギやウサギに出会い、薪で火を起こして外飯を楽しむ――そんな一連の流れが、非日常の中にある心地よい日常を感じさせてくれます。
都心から近く、設備も整っているので、初心者でも安心して楽しめるキャンプ場。何度でも訪れたくなる、そんな特別な場所でした。
次回は宿泊キャンプに挑戦して、夜の静けさや星空も堪能してみたいと思います。