晴れ。気温18℃。太平洋側から届く乾いた風が吹き抜け、日中の柔らかな光がキャンプ場全体を穏やかに満たしている。
茨城県鹿嶋市、平井海岸近くに位置する「my boo basecamp(マイブーベースキャンプ)」の敷地に車を停め、このユニークな拠点で過ごす生活線の入口として静かに語りを始める。
my boo basecamp(なっぷ)
https://www.nap-camp.com/ibaraki/16868
1|ガソリンスタンド併設という独自のインフラ構造
海に近い立地にありながら、長年地域を支えてきたガソリンスタンド(橋本石油店)が母体となっている。
- 車横付けが前提となるオートサイトの合理的なレイアウト。
- 移動と給油、洗車や日常のメンテナンスが一箇所で完結するワンストップな安心感。
- 海岸線に近い開けた空と、人工物と自然が適度に調和した安心の境界線。
- 過度な秘境感に偏らず、日常の車生活の延長線上で自立できる空間設計。
この立地は、“人と車が同時に整う海辺エリアのベースキャンプ”。
2|日中の光と開放感──風の通り道を観察する
敷地内に立ち、周囲を渡る気流と地面のコンディションを見極める。
- 吹き抜ける風によって空気が澱まず、日中の思考がクリアに澄み渡る。
- 芝や砂混じりの地面が適度に締まり、車の乗り入れにも安心感がある。
- 周囲の静けさの中に草木の擦れる音が心地よい環境音として響く。
- 背後に構えるインフラの存在が、野営特有の緊張感を適度に和らげてくれる。
環境の観察は、“これから立ち上げる生活線の基準面を定める作業”。
3|デイキャンプから始まる自律した拠点の構想
宿泊だけでなく、日中のデイユースとしても抜群の使い勝手を誇る。
- 車から最小限の荷物を下ろすだけで、即座にパーソナルな居場所が完成する。
- 温水対応の炊事場や清潔な水洗トイレが整い、生活インフラへのストレスがない。
- 無駄な移動コストをかけず、車と道具の質量を手元で味わう贅沢。
- 限られた日中の時間をいかに濃密に過ごすかという生活OSの試み。
ここでの滞在は、“移動と休息をシームレスにつなぐ新しい野営スタイル”。
4|道具を携えて場に対峙する心構え
充実した設備があるからこそ、自らの装備と所作はシンプルに研ぎ澄ます。
- 環境に甘え切るのではなく、自前の道具で手元を美しく完結させる。
- 風向を計算し、車体を防風壁として活用するレイアウトを頭に描く。
- 自然の風と光を受け止めながら、今日一日のタイムラインを固定する。
- 静かな呼吸とともに、身体の波長が鹿嶋の穏やかな空気と重なり合う。
語りの時間は、“場所の特性を理解し、自己の生活線を調律する儀礼”。
5|語りの終わり──次の生活線(移動、設営)へつながる
言葉を静かに納め、バンのラゲッジスペースへと向かう。
- 日中の日差しが一段と温もりを増し、作業に適した光環境が整う。
- 車内に整然と積載されたギアたちが、出番を静かに待っている。
- 行動線が次の「サイトへの車体配置と設営の実行」へ自然につながる。
- 世界線が滞りなく先へ伸びていく。
鹿嶋の穏やかな風が、これからの設営作業を静かに後押ししている。
■ 締めの一行
海に近い鹿嶋のmy boo basecampで、車とインフラが調和する今日の日中生活線が静かに立ち上がった。
■ 出口|キャンプ場情報
施設名:my boo basecamp(茨城県鹿嶋市)
